サベッソ・フィノ・コロンビアノの歴史は、狩猟や追跡のために犬が使われていた、スペインによるアメリカ征服の時代にさかのぼる。この犬種の起源は、スペインの植民者が連れてきた犬と現地の犬を交配させ、コロンビア特有の犬種を生み出したことにあると考えられている。1980年代に入ると、この犬種は公認されるようになり、その特徴を維持し、健康状態を向上させるための繁殖計画が開始された。今日、コロンビアでは、サベッソ・フィノ・コロンビアノは、主に森林地帯や山岳地帯での狩猟や追跡のために、またコンパニオンドッグとして、高く評価されている犬種である。また、その美しさとユニークさから、コロンビア文化の象徴ともなっている。
体は細長く筋肉質で、胸は深く、首は細長い。被毛は短く、厚く、光沢があり、手触りはソフトである。最も一般的な毛色はブラック&ホワイト、ホワイト&ブラウン、ホワイト&オレンジである。 この犬種の最も特徴的な特徴のひとつは嗅覚が非常に発達していることで、狩猟犬や追跡犬として優れている。エネルギッシュで活動的な犬種であり、破壊的な行動や厄介な行動を避けるためには、毎日の適度な運動と精神的な刺激が必要である。狩猟本能があるにもかかわらず、社交的で愛情深い動物である。